日本ビクターは8日、マイクロコンポ「UX-LP5」を発表した。発売は6月下旬を予定しており、価格はオープン。市場価格は2万9,000円前後と予想される。

iPodドックは、本体中央の「Direct Dock for iPod」と書かれた部分。ここを押すと、ドアが開いて、コネクタが現れる仕組み

UX-LP5は、iPodと組み合わせて使うことを前提としたマイクロコンポ。iPodドックを装備した本体部分に、スピーカーが組み合わせられる。本体の中央部分はiPodドックのドアとなっており、ここを押すと、ドックコネクタが現れる。また、フロントパネルにはUSBポートも装備されており、マスストレージクラスに対応したデバイスからの再生も可能。再生可能なフォーマットはMP3/WMA。なお、UX-LP5は、iPodドック/USBポート以外には、CDプレーヤー、FM/AMチューナーのみを搭載しており、録音機能は含まれない。同社によると、iPodなどのデジタルオーディオプレーヤーユーザーのほとんどは、PCで録音を行うため、コンポ側に録音機能を求めない傾向があるとのこと。そのため、低価格なモデルでは、録音機能を搭載しない製品が増えてきているという。

接続可能なiPodは4G以降とnano/mini/touch。ビデオ出力が可能なiPodでは、UX-LP5経由で、テレビに映像を出力することが可能だ。また、3.5mmステレオミニジャックのAUDIO IN端子を装備しているため、アナログであれば、すべてのiPodと接続可能だ。 実用最大出力は30W×2。スピーカーは1.5cmツイーターと10cmウーファーを採用したバスレフ型。

本体サイズは165(W)×259(H)×258(D)mmで、重さは1.9kg。スピーカーサイズは140(W)×250(H)×188(D)mmで、重さは1.4kg(1本)。