NTTドコモは19日、FOMA携帯電話の2009年夏商戦向けラインナップとして、大画面タッチパネルを搭載した『docomo PRIME series F-09A』(富士通製)を発表した。発売は5月~6月の予定。

「docomo PRIME series F-09A」(富士通製)

F-09Aは多くの機能に対応したハイスペックモデル。閉じたままで操作ができる3.4インチタッチパネルに「ヨコモーション」を加えた操作性が特徴。タッチ操作範囲が広がったことで全ての機能をMENUから選択・起動が可能。着信履歴なども「待受ランチャー」に表示されるアイコンからタッチ操作できる。

カメラはデジタル一眼レフ画像処理エンジンのMilbeaut(ミルビュー)技術を継承した8.1メガカメラを搭載。撮影シーンの自動認識や笑顔を検知する「スマイルファインダー」の他、手ブレ補正・被写体ブレ補正・ISO3200相当の高感度撮影に対応する。

またケータイの動きを感知するモーションセンサー搭載で、地図の方向表示や目的地までの方向と距離を教えてくれる「ロケーションレーダー」に対応。運動強度をリアルタイムに計測する「エクササイズカウンター」では正確な消費カロリー量を測定可能。iアプリ(ヘルスチェッカー)や待受画面で活動量を確認できるようになっている。

左からブラック、ホワイト、ピンク。メインカラーはブラック

左の写真の状態から、右写真のようにT字形にスイングするようになっている

裏面。今回のスイングを実現するために、裏面の液晶側には複雑な形状の溝が掘られている

左側面。iウィジェットボタン、検索ボタン、マルチタスクボタン、カメラボタンが集まっている

右側面。誤操作防止のためのロックボタンが付いている

今夏モデルの目玉である新しいiモードブラウザ。タブブラウジングに対応しており、タッチパネルでの操作ももちろん可能

PagePilot機能を使うと、表示中のページの全体像を見ることができる

液晶の縦方向への拡大によって、従来機(F-01A)と表示可能領域はほとんど変わらない

今夏モデルの目玉である新しいiモードブラウザ。タブブラウジングに対応しており、タッチパネルでの操作ももちろん可能

(写真・キャプション/井上翔 K-MAX)

サイズ 114×51×18.5mm
質量 約138g
連続待受時間(3G/GSM) 約630時間/約320時間
連続通話時間(3G/GSM) 約240分/約210分
連続テレビ電話時間 約120分
メインディスプレイ 3.4インチフルワイドVGA(横480ドット×縦960ドット)/約1670万色
サブディスプレイ
外側カメラ機能 有効画素数約810万画素 CMOSカメラ
内側カメラ機能 有効画素数約31万画素 CMOSカメラ
外部メモリー microSD(2GB)/microSDHC(16GB)
カラー ブラック/ホワイト/ピンク

対応機能

iコンシェル iウィジェット
iモードブラウザバージョンアップ Bluetooth/iアプリタッチ
電池残量表示の細分化 GPS/海外GPS
WORLD WING 3G+GSM FOMAハイスピード HSDPA7.2
タッチパネル 設定引き継ぎ