Novationは、4月初旬ドイツ・フランクフルトで開催された「フランクフルト ミュージックメッセ 2009」にて、同社MIDIキーボード・コントローラーのフラグシップモデルである「ReMOTE SL」シリーズの後継モデル「SL Mk II」シリーズを発表した。25鍵および61鍵モデルは2009年4月、49鍵モデルおよび鍵盤を搭載しない「Zero SL MkII」はその後出荷予定とのこと。

画像は左から「SL Mk II」25鍵モデル、「Zero SL MkII」。「SL Mk II」シリーズは、イルミネーテッド・コントロールノブをはじめ、大型LCDスクリーン、LEDバックライト付きボタンなどを装備するMIDIキーボード・コントローラーだ

同シリーズには、高品位なベロシティー付きセミウェイテッド・キーボードを搭載する25鍵、49鍵、61鍵、および鍵盤なしモデルの4種類がラインアップ。すべてのダイヤルおよびフェーダーはタッチセンシティブとなっている。中でも注目したいのが、鍵盤を搭載しない「ZeRO SL Mk II」で、キーボードタイプと比較し中央にクロスフェーダー、さらに従来よりも長いストロークのスライダーが新採用されている。また、先日同社よりリリースされたばかりの最新ソフトウェア「Automap 3 PRO」が標準で付属し、複数同時使用やASCIIキーボードのショートカット情報をアサインするなど、高度なコントロールもさらに快適に行える製品となっている。