ニコンイメージングジャパンは、初心者でも使いやすいCOOLPIX(クールピクス) Lシリーズの新製品として、「COOLPIX L100」と「COOLPIX L19」を発表した。発売は、COOLPIX L100が3月13日、COOLPIX L19が2月20日。価格は共にオープンだが、推定市場価格はCOOLPIX L100が3万5,000円前後、COOLPIX L19が1万7,000円前後。
COOLPIX Lシリーズは、初心者でも使いやすい操作性と単三形電池対応が特徴のモデル。COOLPIX L100とCOOLPIX L19の共通機能として、カメラが被写体の動きを検知すると自動的にシャッタースピードが速くなり、手ブレや被写体ブレを低減する「モーション検知」を搭載する。またフルオート撮影の「らくらくオート撮影モード」が進化し、シーン判別機能「おまかせシーンモード」を追加。ピントや露出を顔に合わせる顔認識機能を搭載し、最大12人までの顔を認識する。さらに顔認識機能を発展させ、「笑顔撮影モード」や「目つぶり検出」も搭載する。
COOLPIX L100は、35mm換算で28mmから420mm相当の光学15倍ズームレンズを搭載する、Lシリーズ初となる高倍率モデル。レンズ前約1cmまで近寄れるマクロ撮影が可能となっている。イメージセンサーシフト方式手ブレ補正機能や、最高約13コマ/秒、最大30コマまでの高速撮影ができる「スポーツ連写モード」を備える(画像サイズは3M以下に制限)。撮像感度は通常時(オート)でISO 80~800、高感度モード時でISO 720~3200(画像サイズは3M以下に制限)。撮影可能枚数は、アルカリ電池使用時で約350枚、リチウム電池使用時で約900枚(CIPA規格)。
このほか主な仕様は、1/2.33型有効画素数1,000万画素CCD、焦点距離5.0~75.0mm(35mm判換算:28~420mm)、23万ドット3型液晶モニター、記録媒体はSD/SDHCメモリーカード、内蔵メモリー約44MB、電源はアルカリ単三形電池/リチウム単三形電池×4本、サイズは110(W)×72(H)×78(D)mm、重量355g(本体のみ)。ボディーカラーは、ブラックのみとなる。
COOLPIX L19は、単三形電池を使用ながら、薄型ボディを実現したコンパクトデジタルカメラ。3.6倍のズームレンズを搭載する。撮影可能枚数は、アルカリ電池使用時で約240枚、リチウム電池使用時で約630枚となる(CIPA規格)。
このほか主な仕様は、1/2.5型有効画素数800万画素CCD、焦点距離6.7~24.0mm(35mm判換算:41~145mm)、23万ドット2.7型液晶モニター、ISO感度はオートでISO 64~1600、記録媒体はSD/SDHCメモリーカード、内蔵メモリー約20MB、電源はアルカリ単三形電池/リチウム単三形電池×2本、サイズは96.5(W)×61(H)×29(D)mm、重量130g(本体のみ)。ボディーカラーは、シルバーとピンクの2色。