Linuxカーネルのメーリングリストに、exFAT用パッチが投稿された。現時点では読み取りのみのサポートだが、32GB超のメモリカードをLinuxで利用する道が開けたことになる。

事の発端は、1月28日付で投稿された「Fat64 / exFat fs and Linux」と題されたメールに始まる。Microsoftの提供するexFATがSDXCカードの標準フォーマット形式という事実について懸念を示した投稿があったところ、OGAWA Hirofumi氏が自作パッチの提供に応じたもの。その後あるユーザがカーネルv2.6.28.2のソースコードで試したところ、73%のファイルについて正常に読み込むことができたという。