Windowsフォームプロジェクトの作成
データを操作するクライアントとしてWindowsフォームプロジェクトを作成します。ここではLs.UIという名前を付けて、以下の参照設定をします。
・Ls.Domainプロジェクト
・Mindscape.LightSpeed.dll(C:\Program Files\Mindscape\LightSpeed 2.1\Bin)
・Mindscape.LightSpeed.Linq.dll(LINQを使う場合)
・データベースのDLL(サードベンダーのDBを使う場合)
App.Configの記述
プロジェクトを右クリックし[追加]-[新しい項目]をクリックし、[アプリケーション構成ファイル]を追加します。作成されたApp.configファイルにLightSpeed用の設定を記述します。
アプリケーション構成ファイルの設定(App.config)
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<configuration>
<!-- LightSpeed用のセクションを設定 -->
<configSections>
<section
name="lightSpeedContexts"
type="Mindscape.LightSpeed.Configuration.LightSpeedConfigurationSection,
Mindscape.LightSpeed" />
</configSections>
<!-- データベースの接続文字列 -->
<connectionStrings>
<add name="LsSql2005"
connectionString="server=.\SQLEXPRESS;database=LsDemo;
Integrated Security=SSPI;"/>
</connectionStrings>
<!-- LightSpeedの設定(LightSpeedContextの設定) -->
<lightSpeedContexts>
<add name="SqlServer"
connectionStringName="LsSql2005"
dataProvider="SqlServer2005"
identityMethod="KeyTable"
pluralizeTableNames="false"/>
</lightSpeedContexts>
</configuration>
LightSpeedの設定
アプリケーション構成ファイルには、次のような項目を設定できます。
LightSpeedの主要な設定項目
設定名 | 説明 |
---|---|
name | 設定の名称 |
cacheClass | ICacheを実装するキャッシュクラス名 |
connectionStringName | 接続文字列の名前 |
dataProvider | データベースプロバイダ(SqlServer2005、MySql5、PostgreSql8、SQLite3、Oracle9、Oracle9Odp、VistaDB3、Firebird2、SqlServerCE) |
identityMethod | アイデンティの生成方法(KeyTable、Guid、Sequence、IdentityColumn、GuidComb) |
loggerClass | ILoggerを実装するログクラス名 |
puralizeTableNames | テーブル名を複数形にするか |
他にも設定できる項目がありますので、詳細については、ドキュメントのConfigurationのページを参考にすると良いでしょう。