「HP Mini 2140」

米Hewlett-Packardは6日(米国時間)、Intel Atomプロセッサを搭載したミニノート「HP Mini 2140」を発表した。米国での価格は499ドルから。1月下旬に発売される予定だ。

HP Mini 2140は、総アルミニウム筐体を採用することで重量を約1.19kg(2.6ポンド)に抑えたのが特徴のミニノート。HP Illumi-Lite LEDバックライトとひっかき防止加工が採用された10.1型ワイド液晶ディスプレイは、1,024×576ドット、または1,366×768ドットの2種類の解像度で利用できる。また、フルサイズの約92%の大きさのQWERTYキーボードとタッチパッドを備え、キーボードには各キーにクリアコートを施すことで従来の約50倍もの印字耐久性を実現した「HP DuraKeys」が採用されている。この他、HDD耐衝撃機能「HP 3D DriveGuard」も盛り込まれた。

仕様は、CPUがIntel Atom N270(1.60GHz)、チップセットがMbile Intel 945GSE Express、メモリが1/2GB PC2-6400 DDR2 SDRAM(最大2GB)。グラフィックス機能はMbile Intel GMA 950(チップセット内蔵)を利用する。ストレージデバイスは、160GB容量の5,400回転SATA HDD/160GB容量の7,200回転SATA HDD/80GB容量のSSD。

その他の機能は、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、10/100/1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth 2.0、VGA画質のWebカメラなど。

OSはWindows Vista Home Basic/Business、Windows XP Professionalダウングレード権付きWindows Vista Business、Windows XP Home Edition、SUSE Linux Enterprise Desktop 10、FreeDOSのいずれかを選択できる。

本体サイズはW261.4×D166.2×H26.7mm、重量は約1.19kgから。バッテリは3セルの軽量リチウムイオンバッテリと6セルのリチウムイオン長寿命バッテリの2種類が用意されている。