時間の正確さを求めて

そんな上辻さんに、職務上の抱負について聞いてみると、「時間を守ることです。それからお客様相手の仕事なので、お客様のことを大切に考えています。電車が止まったときなどの対応とか大変ですけどね(笑)。あとは機敏性も大切です。急病人が出たら駆けつけないといけないですし、公共機関であり多くの人が行き交いますから、いつ何が起こるかわからないというプレッシャーは常にあります。でも逆にいえば、交代制なのでオフタイムは完全に切り替えられますね。これがもしも担当制だったら、オフタイムでも何があるかわかりませんから。勤務中だけ集中して、休みのときはリフレッシュできる仕事だと思います。とはいっても、公共性の高い仕事なので、常に一定の節度を保っていなければなりませんが」

このように話す上辻さんは、職務への誇りのためか表情も輝いていた。重責を伴う大変な仕事だが、自分ではじめて一本立ちし電車を出したときは緊張しつつも、大きなやりがいを感じたそうだ。それは入社1年目の7月のことだったという。

初任給で購入した腕時計

次の昇進時などに、新しいG-SHOCKの購入などは考えているのか質問してみると、「買い替えはまだ考えていないし、この時計に十分満足しています。毎日着けるものだからこそ愛着もあるし、なにしろ初めての給料で買った時計なんです。どうせなら、G-SHOCKの中でもいいものをって思い奮発していますし。ほかにも学生時代に使った時計を持っていますが、最近はオフタイムで外出するときもこのGW-700DJ-8AJFです」

目次へ戻る
現場監督インタビューへ
航海士インタビューへ