東芝は18日、43nmプロセスの多値NANDを採用し、最大容量512GBを実現したパソコン向けSATA II接続SSDを発表した。サンプル出荷は2009年第1四半期(2009年1~3月)で、量産は2009年第2四半期から開始される予定だ。

左から512GB、256GB、64GB

43nmプロセスの多値NANDを採用することで従来製品の2倍の容量を実現しただけでなく、新たに開発されたコントローラにより、高速・並列動作させることでデータ処理速度を従来の2倍以上となる読み出し速度最大240MB、書き込み速度最大200MBにまで高速化している。

ラインナップは、3mm厚の小型基板で提供される1.8インチモジュール型が256GB、128GB、64GBの3種類、2.5インチケース型が512GB、256GB、128GB、64GBの4種類、1.8インチケース型が256GB、128GB、64GBの3種類で、合計3タイプ10種類。

本体サイズと重量は、1.8インチモジュール型がW53.6×D70.6×H3.0mm/15g、2.5インチケース型がW69.9×D100×H9.5mm/66g、1.8インチケース型がW54.0×D78.5×H5.0mm/44g。電源電圧は、2.5インチケース型が5V、1.8インチケース型と1.8インチモジュール型が3.3V。