エムヴィケーは11日、Intel X58 Expressチップセットを搭載するBIOSTAR製のATXマザーボード「TPOWER X58」を発表した。ゲームユーザーを中心に幅広い支持があるという「TPOWER」シリーズの新製品だ。12月17日より出荷を開始し、店頭予想価格は30,000円前後。

「TPOWER X58」

グラフィックス機能の拡張性に優れ、PCI Express 2.0 x16スロットを3機装備し、それぞれx16、x16、x4レーンの帯域に対応。マルチグラフィックス技術は「NVIDIA SLI」と「ATI Cross Fire X」の両方を利用できる。対応メモリはDDR3-1866(OC)/ 1600(OC)/ 1333/ 1066/ 800MHzのトリプルチャンネル動作をサポートし、搭載容量は最大で24GB。

バックパネル部にはeSATAやIEEE1394のポートも装備

高品質と安定性も特徴としており、ボード上のコンデンサに日本製固体コンデンサを使用することで信頼性を向上。チップセットなどを発熱部をカバーするヒートシンクには銅製のヒートパイプを内蔵し、冷却性能を強化している。主な仕様は以下表のとおり。

■TPOWER X58
対応CPU Intel Core i7 / Core i7 Extreme(LGA1366)
チップセット Intel X58 Express+ICH10R
メモリ DDR3-1866(OC)/ 1600(OC)/ 1333/ 1066/ 800MHz(6スロット 最大24GB)
QPI 最大6.4GT/s
拡張スロット PCI Express x16×3(x16、x16、x4)、PCI Express x1×1、PCI×2
ストレージ SATA×6(RAID 0/1/5/10)、eSATA×2、PATA×1
オーディオ 7.1チャンネルHDオーディオ
LAN 1000BASE-T LAN×2
その他 TPOWERシリーズ専用ユーティリティ付属、12+2フェーズ電源回路搭載