日本ビクターは9日、業務用大型液晶モニタ「GM-F420S」、「GM-F470S」、「GM-F520S」、の3モデルを2009年2月上旬から順次発売すると発表した。価格はオープンで、市場予想価格はGM-F520Sが110万円前後、GM-F470Sが85万円前後、GM-F420Sが65万円前後の見込み。

47V型アクティブマトリックスTFT「GM-F470S」

マルチ画面システム使用イメージ

今回発売する3モデルでは、迫力ある大画面(42V型、47V型、52V型)と、明るい場所でも映像コンテンツが際立つ700cd/平方メートルの高輝度かつ鮮明な映像を再現。全モデルに1,920×1,080ドットのフルハイビジョン液晶パネルを採用し、詳細な情報のクリアな表示を実現した。本体アルミ製フレーム幅は、約15mm (GM-F520のみ約17mm)とスリムな仕様で、ディスプレイを複数組み合わせるマルチ画面システムにおいても、高い効果を発揮するという。なお、同製品はコンテンツのイメージや設置環境に応じて縦置き表示が可能となっている。

同製品には、人を感知して、電源ONや音量切り換えといったモニタ機能の切り換えを自動で行う「人感センサーユニット」のほか、ネットワーク上のパソコンからメニューを操作できる「LANリモート」機能を搭載。モニタの状況確認、電源のON/OFFや色調などメニュー設定の遠隔操作が可能になっている。このほか、高性能電解コンデンサやフルメタルキャビネットなどを採用し、業務用途での信頼性を高めたという。

主なスペック

型名 GM-F420S GM-F470S GM-F520S
液晶パネル 42V型アクティブマトリックスTFT 47V型アクティブマトリックスTFT 52V型アクティブマトリックスTFT
表示画素数 水平:1920ドット×垂直:1080ドット
コントラスト 1,000:1 2,000:1
輝度 700cd/平方メートル(最大)
表示色数 約10億7千万色 約1,677万色
視野角 上下左右:178度