待ち受け画面上部にはカスタマイズ可能なアプリケーションのショートカットアイコンが並び、下部には通話のための10キー呼び出しアイコンと電話帳アイコンを備える。画面の右上方に位置するマルチメディアキー(ボタン)を押すと、画面右上からメディア再生関連アプリのショートカットがプルダウンで表示される。メニューキーから各アプリケーションを呼び出さずともワンタッチでこれらのアプリにアクセスでき、メディアプレイヤーとしての使い勝手も優れている。

モーションセンサーの搭載により、本体を横にすると画面も横方向表示となる

背面にはカールツアイス3.2メガカメラを搭載、スタイラスも背面に収納される。電池カバーとの間のカラーラインがボディーのカラバリである

中国語対応端末は日本語の入力に対応

今回展示されていた製品は香港向けバージョンで、メニューと入力は英語/簡体字中国語/繁体字中国語に対応する。文字入力はソフト10キーボードとソフトQWERTYキーボードが利用できる。画面を横向きにすればスタイラスを利用せずとも指先で画面上の文字をタップして入力可能だ。なお画面タップ時には本体が振動し、文字が入力されたことを体感的に知らせてくれる。

また手書き入力にも対応しており、英語や中国語、記号・数字のほかに、日本語の仮名も手書きで行える。ただし、この仮名入力は「中国語圏のユーザーが日本語も利用できるように」と考えられたレベルのものである。アジアでは日本の音楽が流行っており、日本の歌手の音楽CDを購入して携帯電話に取り込む利用者も多い。その際に従来の端末であれば日本語の曲名やアルバム名などが文字化けすることも多かったが、5800XMでは日本語の表示ができる上に、あとから手書き入力で日本語を修正する、といったこともできるわけだ。

そのため5800XMの日本語入力には連文節変換のような高度な機能は無く、仮名を手書きしても候補の最初に漢字が出てくるなど、日本語入力の出来として考えるとまだ一歩、というレベルである。しかし本製品は中国語圏向け端末であり、日本市場を全く意識していない製品にもかかわらず日本語に対応している、という点を高く評価すべきだ。現状でも短い文章程度なら十分実用レベルと感じられた。今後現状の入力エンジンをより強化すれば、あえて日本語版を開発しなくともこのまま日本で発売することも可能かもしれない。

5800XMの価格は香港では3,998香港ドル(約5万円)で11月29日から発売する。また他国でも12月より追って発売するとのことだ。

手書き入力モードでは英語や中国語(漢字)に加え、日本語の全角仮名の入力もできる

発表会には香港のトップスターも集結。ひらがなで「あいしてる」と入力し、日本語に対応していることがアピールしていた