別ウィンドウにタブを移動する

Firefoxの標準の機能では、ウィンドウが複数開いている場合に、あるウィンドウのタブを別ウィンドウにドラッグ&ドロップすると、そのタブのWebページを表示できるが、2つめのウィンドウで最初に表示していたWebページは消えてしまう(図10)。

図10 通常のタブのドラッグ&ドロップでは、2つめのウィンドウで最初に表示していたWebページは消える

Tab To Windowを使うと、ウィンドウが複数開いている場合にタブを移動することが可能だ。ウィンドウが2つ開いている状態で、あるウィンドウで任意のタブを右クリックする。表示されるコンテキストメニューで[別のウィンドウへ移動]を選ぶとサブメニューが開くので、移動先のウィンドウを選択する(図11)。すると、移動先のウィンドウで選択したタブが開く。その際、移動先のウィンドウで最初に表示していたWebページも残っている。また、1枚目(移動元)のウィンドウからは選択したタブ(Webページ)がなくなっている(図12)。

図11 タブを右クリックし、表示されるメニューから[別のウィンドウへ移動]を選び、サブメニューでウィンドウを選択する

図12 別ウィンドウにタブを移動すると、移動先のウィンドウで最初に表示していたWebページもそのまま残る