『豊穣紀』、『時算機』、etc.

秋山博紀氏の『豊穣紀』は、紙の巻き物を使って歴史を振り返ることのできるシステムである。読み取りは、巻き物の裏にある4色の色分けを使っている。巻き物=人生の長さと位置づけ、長い人生は豊であることを表現したかったのだという。想定ユーザーには年輩者を含み、キーボードやRFIDやQRコードは、「ものものしい」ので、自然な空間になじむということで色分けを選択したのだそうだ。

秋山博紀氏の『豊穣紀』。巻き物をインタフェースに使っている

巻き物の表には歴史を編年体で記載している

巻き物の裏は、色を使って年代を認識する色コード

色を認識して映像が流れる