インテリジェントキー搭載ケータイ(試作機)

日産自動車、NTTドコモ、シャープの3社は24日、日産のインテリジェントキー機能を搭載した携帯電話「インテリジェントキー搭載ケータイ」を開発したと発表した。3社は、2009年度早期の商品化に向け、開発を進めるとしている。

発表された端末は、キーを携帯するだけでドアの施錠・解錠、エンジンの始動・停止ができる日産のインテリジェントキー機能(日産)を搭載した携帯電話。SH906i(シャープ製)をベースとした試作機として開発された。インテリジェントキーは、「マーチ」など多くの日産車に搭載されており、すでに95万台以上が出荷されている。同端末では、遠隔操作でのドアの施錠・解錠のほか、リモートコントロールエントリーシステム機能、キー封じ込み防止機能などが利用できる。

なお同端末は、30日から、幕張メッセで開催される、情報・通信・エレクトロニクスに関する国際展示会「CEATEC JAPAN 2008」に出展され、各社のブースにて展示とデモンストレーションが行なわれる。デモンストレーションでは、試作機と実車を利用したサービスを紹介する予定だという。