ファッションブランド「Made in COLKINIKHA(メイド イン コルキニカ)」のデザイナー、中田ヤスタカさんとの音楽ユニット「COLTEMONIKHA(コルテモニカ)」、ファッション誌のモデルなど、さまざまな顔をもつ酒井景都さん。9月20日より渋谷パルコにて初のリミテッドセレクトショップ「COLKINIKHA green SHOP」を展開する彼女に、こだわりのデジタルグッズをうかがった。

靴ひもでオリジナルストラップを

――愛用しているデジタルグッズを教えてください。

酒井景都(以下、酒井)「リコーのデジタルカメラ『R8』です」

――いつ購入されたんですか?

酒井「発売されてすぐの3月頃ですね」

――その前はどんなカメラを使っていたんですか?

酒井「今日も白い服を着ているんですけど、白がとにかく好きなので、以前は白いデジタルカメラを使っていました。ポラロイドカメラやフィルムカメラも好きで持っています」

――R8を選んだ決め手となっている機能はありますか?

酒井「今回は、デザインよりも画質を重視して選びました。リコーの『GR DIGITAL』がもともと好きだったんですが、初心者にも使いやすい機能があるR8のほうが撮りやすいかな、と。このカメラだと自分がよく使う機能を『マイセッティングモード』に登録して、カメラ設定をすぐに切り替えることができるんです。私の場合、ひとつはポラロイドっぽく淡く撮れるように、もうひとつは人物撮影用に設定してあります」

――先月発売された著書『Cahier de Mignon(カイエ・ド・ミニョン)』でも、撮影した写真を紹介していましたが、最近はどんなものを撮っているんですか?

酒井「イベントとかパーティーとか、たくさんの人に会うときはいつもカメラを持っていってますね。靴ひもを結んでストラップをつくったので、カメラ小僧みたいに首からさげています (笑)」

――"毎日使いたくなる道具"という製品コンセプトどおり活用されていますね。

酒井「そうですね。持っていてしっくりくるというか……。デザインもクラシックな感じで気に入っています」

酒井さんがR8で撮った花火。画面構成にも、彼女ならではの感性が

――いい写真が撮れたら、オフィシャルブログ『K@telog』などでも紹介してくださいね。

酒井「ブログももっと充実させたいなって思っているので。ブログでキレイな写真がアップされているときは、R8で撮っているはずなので注目してください(笑)」

――本日はありがとうございました。

酒井景都プロフィール

1982年、イギリスアンティーク屋を営む両親の元に生まれる。1996年に雑誌『オリーブ』(マガジンハウス)でモデルデビュー。2002年、ファッションブランド「COLKINIKHA」をスタートさせ、2005年からは「Made in COLKINIKHA」として毎回物語性のあるコレクションを展開している。また、中田ヤスタカとの音楽ユニット「COLTEMONIKHA(コルテモニカ)」ではミュージシャン活動を行うなどマルチに活躍中。著書に『europikha(ヨーロピカ)』、『millie moi(ミリーモイ)』、『Cahier de Mignon(カイエ・ド・ミニョン)』(※すべてマーブルトロン刊)。さらに詳しいインタビュー記事はこちら

セレクトショップ「COLKINIKHA green SHOP」

酒井さんが手がける「Made in COLKINIKHA」初となる期間限定セレクトショップ「COLKINIKHA green SHOP」が、9月20日より9日間渋谷パルコ(東京・渋谷)part1 2Fにオープン。"泉"と"森"をテーマとし、「Made in COLKINIKHA」秋冬の新作ラインナップを販売するほか、酒井さんが厳選した商品を取り扱う。
※23日(火)の13時から、酒井さんが1日店長としてお店に立ちます

日時:9月20日(土)~9月28日(日) 10:00~21:00 
場所:渋谷パルコpart1 2F
参加ブランド:Aquvii (アクビ・雑貨)/ bortsprungt. (ボシュプルメット・服) / cheap by yuyu (チープ バイ ユユ・服) / dhyana. (ディアーナドット・靴) / hipBORNtwin(ヒップボーンツイン・アート) / macotton (マコットン・アクセサリー) / Made in COLKINIKHA (メイド イン コルキニカ・服) / SATSUKI (サツキ・アロマ) / ScarolicK (スカーロリック・アクセサリー) / 2e (ニイー・ステーショナリー)など

インタビュー撮影:岩松喜平