「dynabook SS RX2/T9GG」「同 RX2/T9G」

東芝は9日、12.1型WXGA(1,280×800)LEDバックライト付き半透過液晶を搭載したモバイルノートPC「dynabook SS RX2/T9GG」「同 RX2/T9G」を発表した。店頭想定価格はそれぞれ42万円前後、40万円前後。発売は11月以降に順次開始される予定だ。

今回発表された2製品は、薄さ約7mmのスーパーマルチドライブと128GBのSSDを搭載することで、12.1型液晶搭載ノートPCとしては最薄となる19.5mm厚、また最長12.5時間ものバッテリ駆動時間を実現したモデル。dynabook SS RX2/T9Gに3セルバッテリを組み合わせた場合は、12.1型液晶搭載ノートPCとしては世界最軽量となる858gを達成している。さらに、ドイツの認証機関「TUV Rheinland Grop」 による75cm落下試験や100cc防滴試験、100kgf加圧をクリアした堅牢性の高さも特徴の1つとなっている。

両製品の仕様は、CPUがCore 2 Duo 超低電圧版SU9300(1.2GHz)、チップセットがIntel GS45 Express、メモリが2GB PC2-6400 DDR2 SDRAM(1GB×2、最大3GB)。グラフィックス機能はIntel GMA 4500MHD(チップセット内蔵)を利用する。ストレージドライブは128GB容量のSATA対応SSD、光学ドライブは2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ。その他の機能は、IEEE802.11a/b/g/n draft対応無線LAN、ギガビットLAN、TPMセキュリティチップ、指紋センサなど。なお、dynabook SS RX2/T9GGのみKDDI CDMA 1x-WIN 3G通信モジュールが搭載されWAN対応となっている。OSはWindows Vista Businessがプリインストールされている。

本体サイズは283.0(W)×215.8(D)×19.5~25.5(H)mm、重量はdynabook SS RX2/T9GGが939g、dynabook SS RX2/T9Gが858g(いずれも3セルバッテリ搭載時)。バッテリ駆動時間は、6セルバッテリ搭載時が約12.5時間、3セルバッテリ搭載時が約6.2時間。

「dynabook SS RX2/T9GG」 「dynabook SS RX2/T9G」
店頭想定価格 42万円前後 40万円前後
CPU Core 2 Duo 超低電圧版SU9300(1.2GHz)
チップセット Intel GS45 Express
グラフィックス機能 Intel GMA 4500MHD(チップセット内蔵)
ディスプレイ 12.1型ワイド TFTカラー液晶(省電力LEDバックライト) WXGA(1,280×800)
ストレージ 128GB SATA対応SSD
光学ドライブ 2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ
LAN機能 IEEE802.11a/b/g/n draft対応無線LAN、ギガビットLAN
WAN機能 KDDI CDMA 1x-WIN 3G通信モジュール搭載 -
サイズ 283.0(W)×215.8(D)×19.5~25.5(H)mm
重量 939g(3セルバッテリ搭載時)、1,053g(6セルバッテリ搭載時) 858g(3セルバッテリ搭載時)、978g(6セルバッテリ搭載時)
バッテリ駆動時間 約6.2時間(3セルバッテリ搭載時)、約12.5時間(6セルバッテリ搭載時)
OS Windows Vista Business