「HP Photosmart C4400 All-in-One」シリーズ

日本ヒューレット・パッカードは28日、ダイレクトプリント機能を強化したオールインワンプリンタ「HP Photosmart C4400 All-in-One」シリーズを発表した。オンラインストアHP Directplus専用モデル「HP Photosmart C4480 All-in-One」と、販売店取扱いモデル「HP Photosmart C4486 All-in-One」の2モデルを用意する。

価格は、C4480が9,870円。C4486の価格はオープンだが、予想実売価格は1万円前後。29日に販売を開始する。

C4400 All-in-Oneシリーズは、「HP Photosmart C4275 All-in-One」の後継となるオールインワンプリンタのエントリーモデル。プリント、スキャン、コピーの基本機能に加えて、カラー液晶で確認しながらメモリーカード内の写真を直接印刷できるダイレクトフォトプリント機能を備える。

ダイレクトフォトプリント機能がより多機能になり、印刷可能サイズはL判/2L判/はがき/A4の4種類、最大印刷枚数は99枚になった。1.5型カラー液晶パネルで複数の写真を選択して一括印刷することも可能。また、液晶パネルには適度な仰角がつけられ、より見やすくなっている。

前面給排紙機構を採用し、背面に給紙用のスペースを必要としない省スペース性に優れた筐体となっている。また、給排紙トレイは折りたたみ可能で、使用しない時はコンパクトに収納できる。

テキスト印刷には顔料系黒インクを使用。にじみのないシャープな印刷が行える。別売のフォトインクとフォト用紙を使用すれば、6色写真印刷も可能。また、耐光性に優れた「HP Viveraインク」の採用により、出力した写真は色あせすることなく長期間の保存が可能だ。

ボディカラーはC4480が白、C4486が黒を採用する。製品仕様は両モデル共通。プリンタ機能は、印刷速度がモノクロ最高30ppm、カラー最高23ppm、L判写真最速21秒。スキャン機能は、1200×2400dpi 48bitカラーに対応したCISスキャナを搭載。SD/SDHC、xD-ピクチャー、MMC、メモリースティック/DUO対応のメモリカードスロットを搭載する。

本体サイズは434(W)×290(D)×162(H)mm、重量は5.06kg。

(井上達矢 / デジタル・コンテンツ・パブリッシング)