GPSファンなら興味津々? な地図実験サイト「LatLongLab」がオープン

ヤフーは28日、地図や位置情報をテーマとしたWebサイト「LatLongLab (ラットロングラボ)」をオープンした。第一弾のサービスとして、Web上の地図で仮想レースを開催、または参戦できる「猛レース」を公開している。

LatLongLabは、地図や位置情報の活用を基本テーマに据えた、実験的な性格を持つWebサイト。名称は英語の緯度経度 (Latitude / Longitude) に由来し、緯度経度を縦横無尽に駆使した研究室という意味で命名された。同社では、「従来の地図系Webサイトの常識を破る一味違った新しい技術やサービス、仕組みを提案する実験サイトとして、使って楽しいユニークなサービスをどんどん公開する」としている。

第一弾サービスの「猛レース」は、仮想レースを体験できるサービス。公開されているレースに参加するほか、みずからレースコースを作成したり、他の参加者のレースを観戦したりすることが可能。ジョギングやフルマラソン、サイクリングのほか、アイデア次第でさまざまなレースも開催できる。なお、レースの作成 / 参加にはYahoo! JAPAN ID (無料) が必要。

レースに参戦する場合、実際にコースを走行したときに記録した各種GPSデータのほか、自己計測のラップタイム、または「NIKE+」のデータを使用する。GPSデータには、TRK / GPX形式、auのあしあとデータ (2007年夏モデル以降のWIN端末が対応)、NTT DoCoMoの足あとデータ (905i以降の90Xiシリーズが対応)、Sony GPS-CS1Kのログデータを使用できる。