「FMV-DESKPOWER EK/B50」

富士通は20日、19型ワイド液晶を搭載した省スペースタイプの一体型PC「FMV-DESKPOWER EK」シリーズの秋冬モデルとして、Core 2 Duo T8100(2.10GHz)を搭載した「EK/B50」を発表した。店頭想定価格は14万円前後で9月6日発売予定。

EK/B50は、「EK/A30」の後続機にあたる液晶一体型PC。CPUがCeleron 540(1.86GHz)からCore 2 Duo T8100(2.10GHz)に変更されている。

奥行き213mmのスリムボディーで、PCが発する熱を逃がす排気口を上向きに設置。壁際でも部屋の角でも、設置場所を選ばずに使用できる。また、画面を見やすい角度に調節可能な「スイーベル&チルト機能」を搭載している。

設計から静音性にこだわり、「サイレント・クーリングシステム」を採用。CPUなど熱を発しやすいパーツのレイアウトを工夫、吸排気効率を向上させることで、冷却ファンを低回転化を実現。騒音の発生を抑えている。DVD視聴時でも、ささやき声程度の約29.2dBの高い静音性を実現している。

また、メールやOffice文書、写真や音楽ファイルなどを古いPCから簡単操作で新しいPCに移行できる「PC乗換ガイド」を搭載。その他、Office 2007を始めとして、辞書や地図ソフトなど厳選された実用ソフトを搭載する。

仕様は、CPUがCore 2 Duo T8100(2.10GHz)、メモリが1GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(1GB×1、最大4GB)の組み合わせ。19型ワイド スーパーファインVX液晶を採用し、グラフィックス機能はチップセットのIntel GMA X3100を利用。オーディオ機能はチップセット内蔵+High definition Audioコーデックを利用する。ストレージは320GB容量の7,200回転SATA HDD。光学ドライブは2層書き込み対応のDVDスーパーマルチドライブ。その他の機能は、ギガビットLAN、USB 2.0×4など。

OSはWindows Vista Home Premium with SP1がプリインストールされている。

本体サイズは445(W)×213(D)×390(H)mm、重量は約11.9kg。

(井上達矢 / デジタル・コンテンツ・パブリッシング)