三洋電機は28日、電解水の力で空気中に浮遊するウイルスなどを抑制するウイルスウォッシャー機能を搭載した、加湿空気清浄器「ABC-VWK14A」、空気清浄器「ABC-VW26A」、加湿器「CFK-VWX70B」「CFK-VW50B」、加湿セラミックファンヒーター「RSF-VW13B」を発表した。価格はすべてオープン。

「virus washer機能」により、電解水で空気を洗う加湿空気清浄器「ABC-VWK14A」、加湿器「CFK-VWX70B」、加湿セラミックヒーター「RSF-VW13B」

「ABC-WK14A」は、同社としては初めてとなる加湿空気清浄器。最大風量は毎分3.1(50Hz)/3.2m3(60Hz)で、最大で14畳程度の部屋に対応可能。加湿方式は、消費電力の少ない気化式で、最大で一時間あたり500mLの加湿能力を持っている。また、加湿には一般的な加湿フィルタではなく、ディスクを使用。手入れの手間を少なくしている。水受けトレイに蓄えられた電解水により、本体内部を除菌するだけでなく、加湿フィルターを空気が通過することで、空気中の雑菌やウイルス、アレル物質なども抑制されるという。

空気清浄器の「ABC-VW26A」は、昨年発売された「ABC-VW251」の風量を最大5.6m3/分にアップしたモデル。26畳までの広さに対応する。本体の前面下部・左右の3箇所から強力に吸気を行うことで、スピーディに部屋の空気をクリーンにすることが可能だ。

加湿器の「CFK-VW70B」「CFK-VW50B」も、「ABC-WK14A」同様、水トレーに電解水が蓄えられ、本体と、フィルターを通る空気が浄化される。CFK-VW700Bの加湿量は、700mL/h。CFKVW500Bの加湿量は500mL/h。ヒーターレスのファン加湿方式を採用しているとともに、CFK-VW700Bでは、DCインバーターモーターを採用しており30Wという(50Hz/60Hz)、低消費電力を実現している。

加湿セラミックヒーター「RSF-VW13B」の加湿能力は520ml/hとなっており、昨年モデルと同等。新たに湿度と温度をコントロールすることで、快適な体感温度を実現する「省エネエコモード」が搭載されている。セラミックヒーターの能力はコンクリート9畳、木造6畳まで(断熱材ありの場合)。

品名 品番 発売日 推定小売価格
加湿空気清浄器 ABC-VWK14A 10月11日 4万円前後
空気清浄器 ABC-VW26A 10月21日 5万円前後
加湿器 CFK-VWX70B 9月1日 3万円前後
CFK-VW50B 9月1日 2万3,000円前後
加湿セラミックファンヒーター RSF-VW13B 9月1日 2万5,000円前後