東芝は17日、サイクロン式クリーナー「VC-CX200D」「VC-CX100D」を発表した。8月1日の発売で、価格はオープン。市場価格は、VC-CX200Dが5万円前後、VC-CX100Dが4万円前後と予想される。また、18日、「VC-CX9D」「VC-CX8E」の2機種を発表。こちらも8月1日発売で、価格はオープン。市場価格はVC-CX9Dが3万5,000円前後、VC-CX8Eが2万5,000円前後と予想される。

18cm径の大型ホイールの採用で、小回りも楽なサイクロンクリーナー「VC-CX200D」

VC-CX200D/100Dは、18cm径の大型タイヤを採用した「メガホイールデザイン」を特徴とするクリーナー。旋回幅は59cmとなっており、従来モデル(VC-M9C)に比べて約40%削減。狭い場所での、使いやすさをアップしている。また、タイヤ部分には、床の傷付きを防ぐソフト加工が施されている。

サイクロン部分は、新方式の「ダンク吸引サイクロン」方式を採用。フィルターについた塵を、吸引した空気で落とすというもので、ダストカップが一杯になるまで、空気の通り道が確保される。さらに、持ち運び用のハンドルを動かすことで、フィルターのクリーニング機構が動作する「フィルターお手入れハンドル」も採用。落とされた塵は「ダストブロックシャッター」によって、ダストカップに移動する。

ヘッドは、VC-CX200Dが「快走フローリングパワーヘッド」でVC-CX100Dが「コンパクトパワーヘッド」を採用。快走フローリングパワーヘッドは、床面だけでなく、上面にも吸い込み口が設けられており、床の上に浮遊する塵も効果的に吸い取ることが可能だ。また、回転ブラシは極細の繊維が採用されており、拭き効果に加えて、フローリングの目地に詰まった埃も取り除くことが可能だ。

移動用のハンドルとフィルタークリーニング機構が連動する「フィルターお手入れハンドル」を採用する「VC-CX9D」

VC-CX-9D/8Eは、同社の従来からのクリーナーのスタイルを踏襲したモデル。「フィルターお手入れハンドル」と「ダストブロックシャッター」が搭載されており、直接触らなくても、フィルターの掃除が可能だ。また、フィルター前面にティッシュペーパーを装着することも可能。なお、タイヤには、床の傷つきを防ぐソフト加工が施されている。ヘッドは、VC-CX9Dがコンパクトパワーヘッドで、VC-CX8Eがヨコわざコンパクトヘッドを採用。

各モデルの吸い込み仕事率は、VC-CX200Dが570W、VC-CX100Dが560W、VC-CX9Dが540W、VC-CX8Eが530Wとなっている。