Mozilla Foundationは15日 (米国時間)、WebブラウザFirefox 2の最新版「Firefox 2.0.0.16」をリリースした。脆弱性の修復が目的のセキュリティリリースであり、MozillaではすべてのFirefox 2ユーザに対しアップデートを呼びかけている。

Mozilla Foundationセキュリティアドバイザリの報告によれば、今回のリリースにおける修正箇所は2件。CSSリファレンスカウンターを悪用した任意のコードが実行される危険性 (MFSA 2008-34) と、Firefoxの未起動時コマンドラインからURIを呼び出すと複数のタブを開くことができる問題 (MFSA 2008-35) の2件とも、重要度が4段階中もっとも高い「Critical」に分類されている。