日立マクセルは10日、高音域補間機能「Bit-Revolution テクノロジー」を搭載した、デジタル音楽プレイヤー用アンプ内蔵スピーカーシステム「VRSP-4000」を発表した。発売は25日で、価格はオープン。推定市場価格は2万5,000円前後。

出力18W×2のアンプを搭載した「VRSP-4000」

同製品は、MP3やAACなど圧縮音源の失われた高音域や微小音を補正・再現するデジタルオーディオプレイヤー用スピーカー。同社独自の「Bit-Revolutionテクノロジー」搭載で、圧縮された音源を最高周波数48kHzまで補間して原音に近づける。筐体は、響きのよさを重視した木を採用。自然で臨場感のある響きを実現した。アンプは、18W×2。スピーカーは、高域用ツィーターが19mm、中低域用ウーファーが76mmの2ウェイタイプを採用。

付属のリモコンで、iPod/ラジオ/アラームなどのすべての操作ができる。また、本体上部にある専用コネクタで、iPodの充電が可能となっている。さらに、Universal Dock アダプターを使用することでコネクタ部への負荷を軽減。ステレオミニプラグの使用で、ポータブルオーディオや音楽ケータイにも接続が可能となる。FMラジオチューナーを標準搭載。最大30局までのメモリーが可能だ。また、2つの時刻を設定できるデュアルアラーム機能で、iPod内の音楽やFMラジオをアラーム音にできるという。

VRSP-4000の主な仕様
サイズ 320(W)×160(H)×198(D)mm
質量 約4.4kg
最大出力 18W×2
電源 ACアダプター