iPhone 3G

既報の通り、ソフトバンクモバイルは23日、「iPhone 3G」(アップル製)向けの料金プランを発表した。ホワイトプランと同等の「ホワイトプラン(i)」のほか、パケット通信定額オプション「パケット定額フル」(iPhone 3G以外でも契約可能)が用意された。iPhone 3G は7月11日より、ソフトバンク携帯電話取扱店で販売する。

価格は、新スーパーボーナスの24回払いで購入した場合、24カ月利用した時点での8GBモデルの実質負担額は23,040円(月々2,880円、特別割引が月々1,920円発生し、月々の実質負担額は960円となる)。同16GBモデルの実質負担額は34,560円(月々3,360円、特別割引が月々1,920円、月々の実質負担額は1,440円となる)。

ホワイトプラン(i)は、月額基本使用料が980円で、1~21時までソフトバンク携帯電話への国内通話が無料で利用できる。他社宛の通話など、それ以外への国内通話は30秒につき21円の料金が発生する。

このほかiPhone 3G向けの基本料金プランとして「ブループラン(i)」(計12種類)、「オレンジプラン(i)」(計10種類)が用意される。いずれのプランも基本使用料・音声通話料などは従来プランと同等で、無料の受信通知付きメールサービス「Eメール(i)」が利用できる。

Eメール(i)はiPhone 3G専用のメールサービスで、「××××@i.softbank.jp」のメールアドレスが付与される。なお、Eメール(i)アドレス宛のメールは「ただともメール」の対象外となるので、他のホワイトプラン契約者がこのアドレス宛にメールを送る場合パケット通信料が必要となる。

なおiPhone 3G契約時には上記の基本料金プランに加えて、EメールやWebを利用する場合に加入する「S!ベーシックパック」(月額315円)と、同日発表されたパケット定額通信プラン「パケット定額フル」(月額5,985円)への加入が必須となる。パケット定額フルは、XシリーズなどiPhone 3G以外のソフトバンク携帯電話でも契約できる。

このほかオプションサービスとして月額498円で、3分の伝言90件を1週間留守番電話サービスセンターに保存でき、保存メッセージをiPhone 3G上で一覧表示して再生できる「留守番電話サービス(i)」(通常315円/月)、通話中に着信した別の電話を受けることがでる「割込通話」(通常210円/月)、6人まで同時に通話可能な「グループ通話」(通常210円/月)をセットにした「基本オプションパック(i)」を用意する。

iPhone 3Gは専用USIMカードを搭載するため、機種変更の場合、iPhone 3G専用のUSIMカードに切り替えとなる。

また、ソフトバンクモバイル広報によると、いまのところ予約販売の予定はなく、初回販売台数も未定で、7月11日に8GBモデル、16GBモデルを同時に販売する予定だという。