シグマは、独自の手ブレ補正OS機構を搭載した望遠レンズ「APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM」ニコン用を6月22日に発売すると発表した。価格は10万4,700円(税別)。

APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM ニコン用

同レンズは、同社独自の手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構を搭載した望遠ズームで、約4段分の手ブレ軽減効果を発揮するという。最短撮影距離150cm、最大撮影倍率1:4.2で、近接撮影にも威力を発揮するとしている。SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)ガラスの採用により色収差を良好に補正、フォーカシングによる収差変動の少ないリアフォーカス方式を採用し、全撮影距離で高画質を実現したという。HSM搭載によりAFスピードの高速化と静粛性を実現、フルタイムマニュアルフォーカスも可能。別売りのAPOテレコンバーターも装着可能。

主な仕様(シグマ用の数値)
レンズ構成 15群21枚
画角 20.4°-6.2°
絞り羽根枚数 9枚
最小絞り(W端) F22
最短撮影距離 150cm
最大倍率 1:4.2
フィルター径 77mm
最大径×全長 92.5mm×203.5mm
重量 1750g