シグマは16日、手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構を搭載したデジタル専用高倍率ズームレンズ「18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM」を発表した。5月30日にシグマ用とキヤノン用を発売する予定で、価格は4万9,000円(税別)。

18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM

同製品は、SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)ガラス1枚、グラスモールド非球面レンズ1枚、ハイブリット非球面レンズ2枚を採用し、約4段分の手ブレ軽減効果を発揮するという。また、スーパーマルチレイヤーコートの採用によりフレア・ゴーストの発生を軽減、ズーム全域で優れた描写性能を備える。さらに、HSM(Hyper Sonic Motor)の搭載により、高速で静粛なオートフォーカスが可能だとしている。サイズは、全長88.5mm、最大径φ74mm。最短撮影距離は35mm、最大倍率は1:3.8。付属品として花形フードが付く。

なお、ニコン用、ペンタックス用、ソニー用の発売時期は未定。このうちペンタックス用、ソニー用に関しては、OS機構は搭載しないほか、超音波モーターに対応していないボディに装着した場合、オートフォーカスは働かないとしている。