ffdshow+Media Player Classicで、高画質表示してみる
MPCでVMR9 Renderlessモードを利用することで、より高画質で動画の再生を行うことができます。単純にフルカラーの再生を行うだけですが、デフォルトではそうなっていません。以下にその設定方法を紹介します。環境として、DirectX 9が必要になります。まず、MPCの設定です。MPCを起動して、[o]キー→[オプション]ダイアログ→[出力]を選択します。ここで、[DirectShowビデオ]で、[システムデフォルト]のチェックを[VMR9 (Renderless)]にします。
次に、ffdshow側の設定を変更します。[スタートメニュー]→[すべてのプログラム]→[ffdshow]→[ビデオデコーダーの設定]→[ffdshow video decorder configuration]ダイアログで左のペインから[出力]を選択します。ここで[サポートされた色空間]で[RGB32]のみにチェックをいれます。デフォルトの設定では、YV12で再生されます。これで、フルカラーの再生が可能になります。