ネットジャパンは27日、ドロー系グラフィックソフト「Xara Xtreme 2.0」(ザラ・エクストリーム2.0)のダウンロード販売を開始した。ダウンロード販売サイトや同社のオンラインショップ「マイネットジャパン」から購入可能で、価格は9,975円。

「カラーエディタ」画面。シェードを設定したカラーの作成も可能

イラストサンプルやテンプレートなどが用意された「クリップアートギャラリー」

同製品はドロー系ソフトでありながら、ビットマップ画像の本格的な編集機能も搭載しているのが特徴。対応する画像フォーマットはPDF、AI(Adobe Illustrator)、CDR(CorelDraw)といったベクトル形式のデータをはじめ、GIF、JPEG、BMP、PNGなど一般的なビットマップデータ形式も扱える。高速なベクトルレンダリングエンジンを搭載し、レンダリング、読み込み、保存、編集などの操作をストレスなく実行可能だという。CMYK、RGB、HSV、グレースケール、16進数のRGB Webカラーをサポートし、作成したカラーに名前を付けて管理できる「カラーエディタ」、ドキュメント内のすべてのフォント、カラー、名前付きオブジェクトの一覧を自動的に作成して管理・編集できる「名前ギャラリー」などの機能も搭載した。

「名前ギャラリー」画面。オブジェクトをグループ化して一気に編集できる

写真編集ソフトウェア「XPE(Xara Picture Editor) 」により直感的なレタッチ操作を実現した

Webグラフィック用に画像の最適な設定を選択できる出力オプションも

画像のレタッチは今回組み込まれた「XPE(Xara Picture Editor)」が担う。一般的なレタッチツールを備え、画像の輝度やコントラストなどの調整、赤目修正機能、クロップ・回転といった機能を使うことができる。さらにAdobe Photoshop用のサードパーティ製プラグインにも対応し、高度な画像編集を行うことも可能だ。

必要システム環境は、Windows 2000/XP/Vista、CPUはPentium以上、メモリ256MB以上。