米Microsoftは28日(現地時間)、今年中に登場予定のWindows Vista Service Pack 1のリリースに合わせて、Windows Vista リテール版の価格改定を行うと発表した。

同社Windows Consumer Product Marketing部門のコーポレート・バイス・プレジデントのBrad Brooks氏が報道陣に語ったところによると、先進国ではWindows Vista Home PremiumとWindowd Vista Ultimateのリテール向けアップグレード版の値下げが予定されているほか、発展途上国ではWindows Vista Home BasicとWindows Vista Home Premiumのアップグレード版の価格でそれぞれのフルバージョンが購入できるようになるとしている。さらに、先進国、発展途上国のいずれにおいてもWindows Vista Ultimateが同程度値下げされることも明らかにされた。

Brook氏によると、今回の価格改定の理由は「アーリーアダプター層や自作ユーザーといったリテールライセンスを購入する層への訴求力を高め、総売り上げにおけるWindowsのスタンドアローンライセンスの購入比率を高めたいから」としている。