Google Earth 「Sky」の概要

Googleが無料で配布しているアプリケーション「Google Earth」に、新たに宇宙を見ることができる「Sky」ビュー機能が追加されました。この機能は、「Google Earth 4.2」以降であれば利用が可能です。望遠鏡をのぞくような感覚で星空を観測できるだけではなく、プラネタリウムのように、夜空に星座の名称や星座線を表示したり、ハッブル宇宙望遠鏡から提供された高解像度の画像の表示や説明の閲覧、さらには月や惑星の運行をアニメーションで再現したりすることができます。星座に詳しくない人から、天体観測を趣味にする人まで、あらゆる人の知識欲を満たしてくれるツールといえるのではないでしょうか。本稿では、Google EarthのSkyを使って天体を探険する方法を紹介します。

Google Earthのインストール

はじめに、Google Earthのサイトから、Google Earthをダウンロードします。Google Earth プラス、Google Earth プロという有料のGoogle Earthもありますが、ここでは無料版のGoogle Earthをインストールします。また、本稿ではWindowsを前提に説明しますが、LinuxやMacでもインストール可能です。インストールのための必要環境などは、Google Earthのヘルプセンターを参考にすると良いでしょう。

Google Earthのサイトからダウンロードのページに移動すると、利用規約が表示されます。これをよく読んで、同意するのであれば[同意してダウンロード]ボタンを押します(図1)

ダウンロードが始まらないときは、セキュリティが保護されている可能性があります。画面上部の「ここをクリックしてください」の所をクリックして「ファイルのダウンロード」を選びます(図2)