ソニーは、コンパクトなボディながら、ワイヤレスでインターネットに接続して様々なコンテンツが楽しめる、パーソナルコミュニケーター「mylo」の新モデルを発表した。カメラやミュージックプレーヤー機能も搭載する。発売予定日は3月1日で、店頭予想価格は3万5,000円。

パーソナルコミュニケーター「mylo」

「mylo」は800×480ドットの3.5型ワイドタッチパネル液晶の携帯情報端末。ソニーでは「パーソナルコミュニケーター」という名称を提唱している。片手で持てるサイズと約193gという軽量さながら、バックライト内蔵のqwerty配列のキーボードを搭載する。

ワイヤレスLANでmixiやGoogleが楽しめる

802.11b/gのワイヤレスLANによりインターネットに接続でき、ネットブラウズ、チャット、Skypeなどがこれ一台で楽しめる。特に、ブラウズ機能は強力で、最新のFlash Lite3を内蔵しているので、YouTubeといったFlashビデオサイトや、Flashゲームサイトなどを普通のPCと同じ感覚で楽しむことができる。 そのほか、mixiやGoogle、ペタマップといった様々なWebサービスと連携できる「mylo Widget」を搭載。RSSやポッドキャストにも対応しており、ワイヤレスLAN環境があればいつでも最新情報を入手できる。

ミュージックプレーヤー、カメラとしても活躍

内蔵フラッシュメモリは1GBあり、こちらにWebコンテンツをダウンロードしてオフラインで楽しんだり、画像や音楽、動画ファイルを保存し再生することが可能。また、約130万画素のカメラを搭載する。

各種ワイヤレスLANスポットに簡単に接続できるツールをプリインストールするほか、後日アップデートになるが、家庭でも手軽にネット接続ができるよう、AOSSに対応する予定となっている。

サイズは約138.0(W)×64.6(D)×20.7(H)で、重量は約193g。カラバリは白と黒を用意する。