HP iPAQ 112 Classic Handheld

日本ヒューレット・パッカードは、OSにWindows Mobile 6 Classicを搭載したコンパクトなPDA「HP iPAQ 112 Classic Handheld」を18日から発売する。同社の直販サイト「HP Directplusオンラインストア」などで販売し、価格は32,550円。発売記念キャンペーンの第1弾も直販サイトで実施される。

iPAQ 112は、68.9(H)×13.6(D)×116.7(H)mm、約114.6gのコンパクトきょう体を採用したエントリー向けのPDAで、OSには通話・通信機能がない携帯端末向けのWindows Mobile 6 Classic Editionを搭載する。

とはいえ、無線LAN(IEEE802.11b/g)、Bluetooth2.0+EDRを内蔵し、ワイヤレスでのデータ通信にも対応。オフィスや自宅の無線LAN環境だけでなく、駅や喫茶店、空港などの公共無線LANでインターネット接続できる。Bluetooth携帯電話を使ったインターネット接続にも対応する。

タッチパネル付きの3.5型半透過型液晶はLEDバックライトの採用で視認性も高いという。Windows PCとの親和性も高く、予定やアドレスの同期のほか、PCで作成したMicrosoft Officeのデータをそのまま閲覧、編集することができる。

音楽、映像の閲覧に加え、HP独自の画像ビューア「HP Photosmart Mobile」も搭載、画像閲覧も快適に行える。音楽や映像の音はBluetoothヘッドセットでも聞くことができる。

CPUはMarvell PXA310 624MHz、メモリはSDRAMが64MB、Flashが256MB。SDIO対応のSDメモリカードも備える。発売記念キャンペーンでは、直販サイト限定で500台に限り、24,990円で販売される。