松下電器産業は、2月15日に発売予定の同社薄型テレビ「ビエラ」と連携する屋外用センサーカメラ「VL-CM140KT」、「VL-CM160KT」を4月21日より発売する。価格はオープンで、推定市場価格は「VL-CM140KT」が3万5,000円前後、「VL-CM160KT」が5万円前後。

「VL-CM140KT」とライト付の「VL-CM160KT」

「VL-CM140KT」、「VL-CM160KT」は、「動作検知」、「人感(熱)センサー」の2つのセンサーを搭載した屋外用センサーカメラ。ビエラとLANで接続することにより、駐車場や玄関などのセンサーカメラの映像を、リモコン操作でビエラの画面に表示することができる。

また同製品では、ビエラでテレビ番組などを鑑賞中に、センサーが侵入者などを検知した場合、ビエラの画面にセンサー反応があったことを知らせるメッセージを表示し、リモコンの操作で、カメラの映像を画面上で確認できるという。

さらに、ブロードバンド対応のインターネットが使える環境では、「みえますねっとLite」サービスを利用すれば、外出先からでも、センサー反応時のカメラ画像(静止画)を携帯電話で確認できるという。対応の携帯電話は、NTTドコモ製または、au(KDDI)製で、ウェブブラウザを搭載し、QVGAのJPEG画像表示に対応した機種。2008年6月中には、SoftBank製のQVGA対応3G端末(一部機種を除く)に対応予定としている。

このほかVL-CM160KTは、本体に白色LEDを搭載し、センサー反応時などに対象物を照らすことで、敷地内に侵入した人物を威嚇する効果も得られるという。

なお、ビエラ対応機種は、TH-50PX80/TH-42PX80/TH-37PX80/TH-32LX80/TH-26LX80/ TH-20LX80/TH-17LX8(2008年1月21日現在)となっている。