今回のMacBook Airではそのスペックや外観もさることながら、ユーザーインタフェース(UI)へのこだわりが見られるのが特徴だといえる。特にトラックパッドを使ったマルチタッチUIが大幅に改良されており、従来の2本指スクロールに加え、画像の回転、3本指による画面の高速切り替え、iPhoneで話題となった画像の拡大・縮小など、より自在な操作が可能となっている。「全画面タッチパッドとなった"MacBook touch"が登場するのでは!?」といった噂も事前にはあったが、これがAppleの現時点でのタッチ操作を望むユーザーへの回答なのだろう。

MacBook Airの特徴はいくつかあるが、その最たるものがマルチタッチの機能強化。System Preferenceのメニューには新しい項目が追加されている

2本指でトラックパッドをなぞると画面がスクロール。ここまでは通常のMacBookと一緒

2本指を置いてトラックパッド上で回転させると、それに合わせて画像も回転する

3本指でトラックパッドをなぞると画面(画像)そのものを切り替える。iPhoneでの感覚に近い

2本指を置いた状態で広げると画像拡大、閉じると画像縮小。これもiPhoneから受け継いだ操作だ