Pew Internet & American Life Projectが米国のティーンエイジャーのソーシャルメディアの利用動向を調査したレポート「Teens and Social Media」を公開した。前回2004年の調査では新メディアという存在だったが、ブログに始まり写真・ビデオ共有サービスやソーシャルネットワーキングサービス (SNS)の台頭を経て、デジタルコンテンツを創り、共有・コミュニケーションするのがティーンエイジャーの生活の一部として定着しようとしている。

同レポートは無作為に選んだ935組の12歳~17歳の子供とその保護者からの回答をまとめたものだ。インターネットを利用しているティーンエイジャーは全体の93%、そのうちの64%がネットでデジタルコンテンツを楽しんでいる。2004年の前回調査では57%だった。

オリジナルの写真やビデオ、文章などを共有しているティーンエイジャーのネットユーザーは39% (2004年 : 33%)。ブログ/ オンラインジャーナルを持っているのは28% (同19%)、個人Webページを維持しているのは27% (同22%)だった。26%がネットで見つけたコンテンツと、自分のコンテンツをリミックスしていると答えた。前回調査では19%だった。

性別で見ると、女の子の方がブログに熱中している。女性の35%がブロガーであるのに対して、男性は20%にとどまる。一方、男の子はビデオ共有サイトの熱心なユーザーだ。ビデオのアップロードしたことがあるという回答は男性の19%に対して女性は10%だった。

SNSユーザーは55%。そのうち42%がブログとSNSの両方のアカウントを持っている。ユーザー同士のつながりという点では、写真やビデオのポストがきっかけとなっているようだ。写真をポストしたことがある回答者の89%がコメントを受け取った経験があると回答。内訳は「時々」が52%、「ほとんど毎回」が37%だった。ビデオでは72%がコメントを受け取った経験があり、「時々」が48%、「ほとんど毎回」が24%だった。

ティーンエイジャーはソーシャルメディアに慣れているためか、親世代よりも写真/ ビデオの公開に慎重である。39%がポストした写真へのアクセスを「ほぼ常に制限」し、38%が「内容によって制限」している。保護者からのアンケート結果では、それぞれ34%と24%だった。ビデオでは19%が「ほぼ常に制限」し、35%が「内容によって制限」と回答した。

ティーンエイジャーにとってSNSは電子メール以上のコミュニケーション手段となっている模様だ。全回答者のうち毎日電子メールを送っているのは14%のみだった。電話 (39%)/携帯電話 (35%)を除くと、インスタントメッセージ(28%)とテキストメッセージ (27%)が人気だが、それらにSNSを通じたメッセージ (21%)が迫ろうとしている。