エムアイセブンジャパンは、マルチエフェクタとしても使えるオーディオインタフェース、英Novationの「nio 2|4」を21日より発売する。
nio 2|4は入力端子としてXLRマイク入力、ステレオライン入力、切り替え可能なギター/マイク入力、出力端子としてライン出力とヘッドフォン出力をそれぞれ2系統備えるUSB接続のオーディオインタフェース。MIDI IN/OUT端子も備え、サンプリングビットレートは最大24bit/48kHzまで対応している。
特徴はパソコン上で各種エフェクトをラック画面に呼び出し、エフェクトを掛けた音を録音する「かけ録り」もできるマルチエフェクタとしても使えること。独自のDirectFXテクノロジを採用し、ラックに複数のエフェクトをセットした場合でも、演奏モニター音が遅れず違和感のない演奏が可能となっている。
「nio FX Rack」はパソコン上でエフェクトをセットするための付属ソフト。仮想ラックに順番にエフェクトを並べるだけで、簡単に音作りを行うことができる。エフェクトは各種ギターアンプシミュレータやディストーションといった定番から個性的なものまで豊富に付属する。またnio FX Rack上で「FX TO S/W」ボタンをオンにすればDAWソフトでエフェクト音を活かしたかけ録り、オフにすることでエフェクト音をモニターしながらDAWソフトでは原音を録音することが可能だ。
バンドルソフトはDAWソフトであるAbleton「Live Lite 6」を始めとして、ソフト音源であるNovationの「B-Station」やArtiuria「Analog Factory SE」など、そして1.5GBに及ぶループ/サンプル素材が収録された「Xcite+Pack」が付属する。
nio 2|4の価格はオープンプライスで市場予想価格2万5,000円前後。対応環境はWindows XP SP2/ VistaおよびMac OS X v10.3.9以降となっている。