セイコーエプソンはこのほど、「今年作成する年賀状に対するアンケート」を実施した。 対象者は、携帯やパソコンのメールが日常的なコミュニケーションツールとなっている「若年世代(22~25歳の男性/女性)」200人と、第2のライフステージを迎える準備段階である「団塊世代(56~60歳の男性)」200人の計400人。対象条件は、過去5年以内に家庭用カラープリンターを購入した人となっている。調査期間は、11月16日~18日。

「年賀状/年賀メール作成時に、ビジュアルとメッセージのどちらを重視するか?」

同アンケート調査では、年賀状/年賀メール作成時に、団塊世代がメッセージを重視するのに対し、若年世代がビジュアルを重視する傾向にあるという結果が出たという。団塊世代にとって、年賀状は、久しく会っていない知人との再会のきっかけとなる"手紙的"な役割を果たすのに対し、若年世代には、仕事関係の人脈を維持する"名刺的"な役割を果たすといえるようだ。

「年賀状/年賀メールに期待することはなんですか?」

また、2008年の年賀状は、年賀ハガキでのみ送るという回答が、団塊世代では65.5%との高い割合を占めたが、若年世代では、ハガキとメールを使い分けるという回答がトップとなっている。

「年賀の挨拶は、どのような形式で送りますか?」

年賀状作成の方法としては、団塊世代と若年世代ともに、自宅のプリンターで作成するという回答の比率が高い。また、作成した年賀状には「手書きメッセージ」を添えたいとする回答者が、両世代ともトップとなり、全体では92.9%の割合を占める結果となったという。

「年賀ハガキでの年賀状に手書きメッセージを添えますか?」

同社では、パソコンレスで、手書きした文字やイラストを写真と合成し、手書き合成年賀状を作成できる『手書き合成』機能を搭載したプリンターを販売しており、上記のアンケート結果を踏まえ、今後とも同社プリンターをアピールしていきたいとしている。