サイコムは、カスタムPC「Radiant GZシリーズ」を発表した。すでに同社Webサイトにて受注を開始している。

Radiant GZシリーズは、従来製品のGXシリーズから、標準ケースを同社オリジナルケース「SYCOM SY-J624 Silent460」に変更したシリーズ。新ケースは、5インチベイが4基、3.5インチベイが2基、シャドーベイ5基と拡張性が高く、ミドルタワー型でサイズは高さ430×幅210×奥行き475mm。

GZシリーズの標準ケースとなる同社オリジナルケース「SYCOM SY-J624 Silent460」

採用するチップセット別にAMD 690Gが2モデル(49,800円から)、Intel G33が2モデル(56,800円から)、Intel P35が2モデル(66,800円から)の6モデルをラインナップする。標準構成では、512MBのPC2-5300 DDR2メモリ、80GBのSATA HDDなどを採用。各モデルともBTOが可能で、CPUやメモリ、HDD、グラフィックスカードなどが予算に合わせて選択可能だ。

静音性とメンテナンス性に特徴があり、ケースファンは前後12cmで、前面吸気の開口部を側面に設けることで前面からの音漏れを防止。ケースファンは制振ラバー(フロント・リア)を装備したカートリッジ式(フロント)を採用し、交換もスクリューレスであるほか、光学ドライブやHDDのマウントにもABSラバーレールを装備する。また、HDDベイはボックス式で回転機構を備える。冷却面オプションとしてファン2基を装備した「サイドファン冷却ユニット」も用意されている。ケース材質はスチール。電源は12cmファンを備え460WのInwin「IW-P460Q3-2」を採用している。

12cmフロントファンはカートリッジ式

オプションに「サイドファン冷却ユニット」も用意