メニューカスタムの基本

カスタマイズ性が高いのが、Syleraの最大の特徴です。ウィンドウ上部に並ぶメニューや、ページを右クリックした時のコンテキストメニューなど、全てのメニューをカスタムすることができます。しかしそのカスタマイズ自体が難しいのも、Syleraの特徴です。ひとつひとつ覚えていきましょう。

全てのメニューは、テキスト形式の設定ファイルで記述されています。[ツール]メニュー→[カスタマイズ]を選択して設定ウィンドウを表示することで、メニューを新たに作成したり削除したりと、カスタマイズすることができます。「{(大括弧)」で挟まれている部分はサブメニューになります。

[ツール]メニュー→[カスタマイズ]を選択すると、メニューなどを設定するカスタマイズウィンドウが表示されます

表示されたウィンドウの[メニュー]タブに、全てのメニューが記述されています。「{(大括弧)」で挟まれている部分はサブメニューになります。サブメニューごと移動、削除することも可能です

メニューをカスタムしてみる

Syleraで行うことができる全てのことは、「コマンド」として定義されています。これを設定画面で記述することで、そのコマンドが実行できるようになります。ヘルプファイルに書かれたコマンド表を参考に、新たなコマンドをメニューに登録することができます。

記述する書式ですが、「"メニュータイトル" = "コマンド"」という形になります。新たなメニューを作成する場合は、元からあるメニューを参考にするのが良いでしょう。また必要ないメニューは、行頭に「#」を付けることで非表示にすることが可能です。カスタマイズしたメニューを有効にするには、Syleraを再起動しましょう。再起動後にカスタマイズが適用されています。

ヘルプには、搭載されている機能である「コマンド」の一覧が載っています。新たなメニューを作成する場合、これを見てコマンド名を探しましょう

使わないメニューは、行頭に「#」を付けることで非表示にすることが可能です。ここでは[切り取り][コピー][貼り付け]を非表示にしてみます

カスタマイズが終了したら、Syleraを再起動しましょう。カスタマイズが適用され、[切り取り][コピー][貼り付け]が表示されなくなりました