日立ブースでは、新型Woooシリーズのプラズマ/液晶テレビ、iVDR関連機器、BDカム、さらに、将来、製品に使われることが見込まれる新技術などが展示されている。
新型Woooシリーズのテレビについては以前ニュースでも取り上げたが、「iVポケット」の搭載により、リムーバブルタイプのHDD「iVDR-S」に録画可能という特徴を持つ(「XR01」「X01」「HR01」シリーズ)。同ブースには、iVポケットを2基装備し、録画機能も備えたデジタルチューナー「IV-R1000」なども展示されているほか、iVDRをメディアとして使用するiVDRカム、iVDRモバイルビュワーなどのコンセプトモデルも展示。なお、会場内には同ブース以外に「iVDR」ブースも設けられている。
また、9月27日に発表された、業務用の超短投射距離フロントプロジェクター「CP-A100J」のデモも実施。実際に机の上に投射される映像を体感できる。その隣には、9月27日に発表した、立体視対応大型3Dモニター表示技術も展示。NTTアイティが開発したDFD方式と呼ばれる立体映像表示技術と、同社のハイブリッドモニターとの組み合わせによるもの。DFD方式とは、透明な2枚のディスプレイを前後に配置し、そこに明るさの異なる画像を表示させることで、立体的に見せるという方式。両眼の視差を利用した従来の方法に比べて、長時間見ても目が疲れにくいという特徴があるとのことだ。また、1.9cmという、32V型超薄型液晶テレビの試作機も公開している。