Windows Home Server発売!

今週末で一番の話題は、マイクロソフトの新OS「Windows Home Server」(DSP版)の発売だろう。本稿掲載時にはすでに終わっているが、秋葉原ではクレバリー2号店、ドスパラ秋葉原本店、TWO TOP秋葉原本店、TSUKUMO eX.が深夜販売を実施。29日(土)からは、その他の店舗での販売も開始される。

DSP版の製品パッケージ。OSは英語版だが、日本語のファーストステップガイドも入っているようだ

しかし裏面のバーコードを見ると、なぜか文字化け

取材は前日の28日午後だったのだが、この時点から気合いが入っていたのがドスパラ秋葉原本店。店頭がWindows Home Server一色になっており、動作デモ機が用意されていたほか、カウントダウンまですでに始まっていた。店員さんが数名で呼び込みを行っており、「このテンションのまま行くんかいな?」と思うほどだった。

ドスパラ秋葉原本店の店頭はWindows Home Server一色。カウントダウンも

いつもレースクイーン目当ての客でごった返すTSUKUMO eX.だが、今回は…?

秋葉原ではWindows Home Serverの小冊子も無料で配布されていたが、やはり認知度はイマイチのようで、ショップにも「Windows Home Serverって何ですか?」という質問が多いという。発売されるのは英語版のみで、「家庭用」という割にはちょっと敷居が高いのが気になるが、こういった面も含め、まだまだ普及への課題は多そうだ。

店頭で無料配布していた小冊子

ちなみに29日には、午後1時よりカフェソラーレで発売開始イベントも開催される。Windows Home Serverについて詳しく知りたい人は、こういったイベントを利用するのもいいだろう。

2つめの"Black Edition"

CPUで注目は、AMDの新製品「Athlon 64 X2 5000+ Black Edition」だ。Athlon 64 X2シリーズとしては、初めてクロック倍率が可変となった製品で、オーバークロック向けのCPUと言える。動作クロックが2.6GHzの「5000+」と、ミドルクラスの製品である点は残念だが、その分価格も安く、初心者でも手を出しやすいかもしれない。

"Black Edition"だけに、今回も黒いパッケージ。CPUクーラーは入っていないので軽い

OPNは「ADO5000IAA5DS」となっている。通常の5000+は「ADO5000IAA5DD」なので、末尾のみ異なる

動作クロック2.6GHz、TDP65W、L2キャッシュ1MBといった仕様は通常版の5000+と同じ。価格は17,000円前後と、通常版5000+よりも2,000円程度高くなっているが、3GHzの6000+は2万円前後で販売されているので、このくらいまでオーバークロックできれば十分元は取れる計算だ。ただし、Black Editionにはクーラーが付属しないので、その分のコストは考慮する必要がある。

Black EditionのCPUとしては、これまでに最高速モデルとして登場した「Athlon 64 X2 6400+ Black Edition」があり、今回の5000+で2種類目となる。ちなみに前述のように、Black Editionにはクーラーが付属しないが、TSUKUMO eX.では5000+の初回入荷分に限り、銅ベース・ヒートパイプ採用のCPUクーラーをオマケにつけるサービスを実施中。

初回入荷限定で、TSUKUMO eX.ではこのCPUクーラーもプレゼントする

オマケといえども、割としっかりしたクーラー。100Wくらいまでいけるとか