日立製作所は、Woooシリーズの新モデル「P60-XR01」を発表した。発売は11月15日で、価格はオープン。推定市場価格は85万円前後。

内蔵HDDに加えiVDR-Sディスクの追加も可能な、録画もできる60V型フルハイビジョンプラズマテレビ「P60-XR01」

同社では今年3月にWooo XR01シリーズを、プラズマの50V型 / 42V型 / 37V型と液晶の32V型というラインナップで発表している。今回発表されたP60-XR01は、60V型のフルハイビジョンプラズマパネルを搭載しており、Wooo XR01シリーズの(というだけでなくWoooシリーズ全体での)最上位モデルとなっている。

基本的なスペックは、「P50-XR01」と同様で、本体内に250GBのHDD「iVDR-S Built-in」を内蔵し、フルハイビジョンでの録画が可能。増設用のHDD「iVDR-S」を取り付けるための「iVポケット」も装備している。デジタル/アナログのどちらもダブルチューナーを搭載しており、番組を試聴中に、別の番組の録画を行うことも可能だ。圧縮技術「XCodeHD」も採用されており、実容量の約2倍の録画が可能となっている。

24コマ/秒で制作されたソースから、コマとコマの間の映像を作成することで60コマ/秒に補完する「なめらかシネマ」、コントラストを高めるファインブラックフィルターも採用されている。

なお、50V型までのモデルでは、アンダースピーカーを採用していたが、P60XR01では、サイドスピーカーを採用。ユニットも2.5cmツイーター+10cmウーファーと大型化。さらにこのサイドスピーカーは着脱式となっており、別売のスピーカースタンドにセットすれば、テレビから離して設置することも可能となっている。

入出力端子は、HDMI入力が3系統、D4入力が2系統、S入力が2系統、コンポジット入力が3系統、サブウーファー出力端子、DV入力にも対応したi.Link、光デジタル音声出力などが用意されている。