高温にも耐えられるDRAM - スイスビットジャパン

独Siemensのメモリ部門が独立し設立されたメモリベンダのSwissbitの日本法人であるスイスビットのブースでは、DRAMの耐熱デモが行われた。製品の仕様書では、動作温度範囲は-40~85℃となっているが、実際は120℃くらいまで耐熱性があるという。デモでは、90℃の環境下でもDRAMが正常に動作する様子が見られた。

DRAMの耐熱デモ。90℃と高温な環境でも正常に動作するようすが確認できた

同社では、DRAMを動作温度範囲別に4段階のグレードに分けている。この際、製造段階で分別することで、各グレードともあまり変わらない価格で提供できるという。

マルチメディアプロセッサ「CC1100」 - ハフトテクノロジー

中国に本社を置くC2 Microsystemsのデザインサービスを行っているハフトテクノロジーのブースでは、マルチメディアプロセッサ「CC1100」のデモを行っていた。USB接続された外部HDDやPDA、LAN接続のPCと通信しながら動画を再生する様子が見られた。

メディアプロセッサ「CC1100」のデモの様子。USB接続された外部HDDやPDA、LAN接続のPCと通信しながら動画再生を行った。

CC1100はMPEG-2、MPEG-4、ASF、H.264、モーションJPEG、Adobe Flash、Real MEdia、WMV9などの形式に対応したCODECを行うプロセッサである。実装面積は90×60mm。外部メモリとして、256MバイトのDDR2 SDRAMが利用可能。内部メモリとしては、16Mバイトまでのフラッシュメモリを備えている。そのほか、3チャネルのビデオ入力や、アナログ1チャネルのビデオ出力を搭載。オーディオチャネルは、2入力/1出力となっている。インタフェースとしては、シリアルATA、USB2.0、PCI Express、SDIO、GPIOを備えている。なお、本プロセッサは日本国内でも販売されている。国内販売代理店はエー・ディ・エム。