Googleから日本語版で提供が開始された次世代SaaSを紹介したが、いかがだっただろうか。

Google Docs & Spreadsheetsでは、これまで説明したとおりオフィスソフトに近い操作性が実現されており、Webサイトでの公開も簡単な操作で可能にしている。実際に文書や表を作成してみると、機能的にパッケージソフトに及ばないと感じることもあるが、文書の公開のようにGoogleの強みを発揮している部分もある。SpreadsheetsではAPIも公開済みだ。

冒頭に述べたとおり、今後はPowerPointのようなプレゼンテーション文書も作成できるようになる見通しで、もしかしたら、社内のオフィス文書をすべてGoogleで、という事例もいずれは出てくるかもしれない。

Google Notebookはシンプルなツールだが、クリッピングしたデータはいつの間にかアップロードされる。拡張機能とサービスとの連携はシームレスで、Web APIといった技術的な部分はおくびにも出さない。SaaSとは意外にそんなものかもしれない。あなたはどう感じただろうか。