JR西日本の7月定例社長会見にて、会社発足30周年の取組みが発表された。お得なきっぷや記念駅弁の発売、各車両所の公開に合わせた記念イベントなどを予定している。

JR西日本が会社発足30周年の取組みを発表

同社はこの夏、お得なきっぷとして関西~北陸・南紀間で「ファミリー早特」(6~9月)、関西~熊本・鹿児島間で「スーパー早特21」(7月21日~9月)を販売。10月14日「鉄道の日」を中心とした土休日には、JR西日本エリアで使える乗り放題きっぷを発売する予定だ。新幹線や特急列車も含めて1日乗降り自由となる内容で、価格は1万円程度になるという。

記念駅弁は京阪神を中心にJR西日本の各エリアで販売される予定。秋頃をめどに、30周年を記念した新商品や会社発足当時に販売していた商品をイメージした復刻駅弁などを発売する。あわせて駅売店や山陽新幹線車内でもキャンペーンを展開。駅売店では、京阪神の主要駅でセブン-イレブンジャパンと共同開発した新商品「神戸牛のビフカツサンド」を8月8~20日の期間限定で販売する。山陽新幹線車内では、お得なアルコールセットを12月まで販売する。

各地の車両所公開は、8月下旬から11月にかけて順次実施する予定。車両展示や仕事体験、運転台見学などを中心に、各車両所ごとに異なる内容となる。