ソニーは5月16日、ミラーレスタイプのレンズ交換式カメラ新モデル「α7S」を発表した。発売は6月20日で、価格はオープン。パッケージは本体のみのものがラインナップされ、推定市場価格は230,000円前後となっている(税別)。

「α7S」

α7Sで採用される35mmフルサイズのExmor CMOSセンサー

2013年10月に発表された「α7」の派生モデルで、α7同様に35mmフルサイズセンサーを搭載するミラーレス一眼カメラ。海外では4月に発表されていた。α7S用に新開発された有効約1,220万画素CMOSセンサーを搭載している。有効画素数はα7の約2,430万画素やα7Rの約3,640万画素より低くなっているが、新たに4K(3,840×2,160ドット)の動画記録や、高感度記録に対応した。画像処理エンジンは「BIONZ X」を採用。なお、4K動画の記録はSDメモリーカードではなく、4K対応の外付けSSDレコーダーが必要となる。

α7Rでも搭載されているギャップレスオンチップレンズ構造や高集光プロセス技術、ワイドフォトダイオード設計技術に加え、新世代のRGBカラーフィルターを採用した。これにより、α7に比べて感度特性が約3倍、飽和信号量が約2.3倍向上し、高感度・低ノイズ化を実現。最大でISO409600(拡張時)という高感度を実現している

AFは、α7やα7Rと同様に「ファストインテリジェントAF」を搭載。高速・高精度なAFを実現する。なお、CMOSセンサーの感度特性が大幅に向上したことで、-4EVという環境でも合焦が可能になっている。

そのほか、有機ELファインダー「XGA OLED Tru-Finder」や、Wi-Fi(無線LAN)接続機能を搭載した。ネットワーク上のアプリストア「PlayMemories Camera Apps」で購入したアプリを使って機能を追加することも可能。なお、NFC(近距離無線通信)機能にも対応しているので、対応スマートフォンであればワンタッチで接続設定を行える。

主な仕様は次の通り。撮像素子は有効約1,220万画素・フルサイズ(35.6×23.8mm)のExmor CMOSセンサーで、マウントはソニーEマウント、対応感度は静止画撮影時がISO100~ISO102400(拡張設定でISO50~ISO409600)、動画撮影時がISO200~ISO102400(拡張設定でISO200~ISO409600)、シャッター速度は1/8,000~30秒、連写速度(速度優先連続撮影時)は約5コマ/秒となっている。

有機ELファインダーの表示画素数は約235.9万ドット、視野率は100%、倍率は約0.71倍(50mmレンズ無限遠、-1m-1時)、背面のモニターは3型ワイド・約92.1万ドットの液晶方式、記録メディアはメモリースティック PRO デュオ/PRO-HG デュオ/XC-HG デュオ、SD/SDHC/SDXCメモリーカードが利用可能。記録形式は静止画がJPEG、RAW、動画がXAVC S、AVCHDおよびMP4となっている。

本体サイズは約W126.9×D48.2×H94.4mm、質量は約446gとなっている。

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