連載コラム『年収350万円で200万円貯めた! 元会社員の節約術』は、若くしてお金を貯めるにはどうすればよいかについて、執筆者の美月小夜(みづきさよ)氏が自身の実体験に基づき、"究極の節約術"を伝授します。


マンションの完済に向けて着々と準備を進めつつ、私にはもう一つ準備を進めていることがありました。それは「結婚」です。とは言え、そう簡単にはお相手が見つかるわけがありません。その理由はズバリ! 独身男性にモテないことです(苦笑)。

しかし、不思議なことに既婚男性には、「君みたいな人が奥さんだったら、家事もやりくりもしっかりとしてくれて奥さんとしては最高だろうなぁ~」なんてことはしょっちゅう言われていたのですが…。独身男性には「結婚したら、おこづかい5,000円とかになるんでしょ? キビシイよ~」と、そんなこと一言も言っていないのに、警戒されてしまうのです。

とまぁ、独身男性と既婚男性でこうも自分への見方が違うのかと思うと、それはそれである意味興味深いことだとは思いますが、それにしても、「モテない!」。当然ですが、それだけではない別なところに原因はあるのだとは思いますが、それにしても…なかなかこの人! という人は現れません。

それもそのはず、自分自身も相手を選んでいたのですから。独立して働いていると、どうしても自由に働くことを許してくれる人でなくてはうまくいかないと思っていました。そういった意味で考えると、なかなかこれが難しい。転勤は帯同できません、仕事に理解を示して、たとえ帰宅が遅くなっても束縛NG。これだけは譲れない部分でしたので、そういった条件に合う方はそう簡単には見つかりません。もちろん、自分が選べる立場ではないことは重々承知はしていますが、やはり妥協できない部分はできないのです。そういうところは自分でも思うのですが、「頑固」だと思います。そして最大の理由は、そもそも出会いがない! これもまた致命的なことです。

とは言え、あまりガツガツした態度で、友人知人に男性の紹介を依頼しても、気軽に紹介してはくれないでしょうし、男性に対してもそのような態度で接すると相手も引くと思い、あくまでも自然体に出会いを求めることにしました。やはりこればかりはご縁のものなので、その時が来れば、それがその時だろう…とまた訳のわからない理論で自分を納得させたりもしました。

不動産もご縁のものだとよく言われており、私自身もマンション購入の時は、「これだ!」と思って決めたのですが…。結婚となると、なかなかそうもいかないものですね。ちょっと強がってみると、帰る家があって、仕事もあると思えば、1人も気楽でいいかも…とやや諦め気味に考えるようにもなってきていました。

ところが、人生は不思議なもので、そうして感情が薄くなった時に、ふとした拍子で縁が出てくるもので、近からず、遠からずなところに縁がありました。そして、悩んだり、出会いを求めていたのが嘘のように、トントン拍子に話が進み、あっという間に結婚まで辿りつくことができたのです。しかも、転勤もなく、私が働くことに理解を示してくれました。夫婦のお金の話はまた追々するとして、結婚資金、繰上返済資金と、再び大きなお金が動くことになりました。