こんにちは。大山奏です。ダイエットを考えるときにまず始めに手をつけるのは何でしょうか? 運動だと考える人もいれば、食事を見直すことだと考える人もいるでしょう。もちろんどちらも大切です。

ただ体重を落としたいというのであれば、何も食べなければ勝手に体重は落ちていきます。ですが、それでは普通の生活を送ることが難しくなってしまいますよね。ダイエットは「健康的にやせる」ことが重要です。そのためには、運動量を増やしつつ、食べ物にも気を使うということが必要になってきます。

仕事で忙しくしていると食べ物にまで気が回らないという人も多いでしょう。ですが、たまには簡単なレシピに挑戦してみてください。今回はえのきと牛コマ切れ肉のしぐれ煮をご紹介します。

牛えのきしぐれ煮

牛コマ切れ肉を入れることでボリュームも満点

材料(1人分)

えのき 100g / 牛コマ切れ肉 100g / しょうが(チューブ) 20g

A(砂糖 大さじ1/2 / しょう油 大さじ1 / 水 大さじ1)

つくり方

1.えのきは半分くらいのところで切って、軽くほぐしておく。フライパンにAを入れ、中火にかける。

2.フライパンが温まってきたら、牛コマ切れ肉としょうがをいれて炒める。

3.牛肉に火が通ったらえのきを加えて炒める。

4.えのきがしんなりしたら完成。

必要な材料はこれだけ

牛コマ切れ肉としょうがをいれて炒める

牛肉に火が通ったらえのきを加えて炒める

えのきがしんなりしたら完成

余力があればしょうがは生を

しょうが20gと言ってもなかなか想像がつかないかもしれませんね。大体チューブのモノで10cmくらいだと考えればOKです。完成後に味見をしながら足してもいいので、あまりきちょうめんに考えなくても大丈夫です。

もし余力があれば、チューブではなくしょうがはみじん切りにして使いましょう。やはり実際に作ってみると風味や食感が加わるので、生のしょうががおススメです。

ちょっと辛い方が好きという方は、七味などをかけて食べるとおいしいですよ。家にあるのであれば、コチュジャンなどを入れてもいいですね。

ダイエットを応援するきのこ

こんなに簡単にできてしまいますが、ダイエットにすごく効果的なきのこを使っている点がポイントです。きのこ類に含まれる「キノコキトサン」には、脂肪を排出してくれるうえ、内臓脂肪を燃焼させる効果があるという研究報告があります。

男性は糖尿病などの生活習慣病の原因になりやすい内臓脂肪が付きやすいと言われています。見た目にはわかりづらいのが内臓脂肪の特徴です。食事面に気をつけてなるべく付かないようにしたいですよね。

また、えのきだけには「αリノレン酸」が多く含まれています。最近、えごま油やアマニ油などが流行しているのを聞いたことはありませんか? αリノレン酸は体内に入るとEPAやDHAに変換されて、血液の流れをよくしてくれます。動脈硬化の防止などにも効果的ですよ。

普段自炊をあまりしないという人にとっては、きのこは購入機会が少ない食材かもしれません。ですが、野菜炒めなどに入れてもいいですし、きのこだけを炒めて食べることもできるので、ぜひ活用してみてくださいね!

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。