青森県発の新たな駅弁「青森県産本まぐろ使用 本まぐろ御膳」が1月10日にデビューした。青森県で水揚げされた本まぐろをふんだんに使用した駅弁で、JR東日本の新青森駅・盛岡駅や「リゾートしらかみ」車内で販売する。

  • 「青森県産本まぐろ使用 本まぐろ御膳」イメージ(深浦町提供)

幸福の寿し本舗(青森県)が開発・製造を手がけ、本まぐろの水揚げ県内1位の深浦町が監修に協力。まぐろのおいしさを再発見してもらおうと、醤油味でごはんに合う「まぐろそぼろ」、下味をつけてオーブンであぶった「まぐろステーキ」、まぐろの赤みをたれに漬け込んだ「漬けまぐろ」など、青森県産まぐろをさまざまな調理方法で仕上げた。

漬けまぐろを炙った「漬けあぶり切り身」や、中落ちなどを削ぎ取った「ねぎとろ」も味わえる。まぐろのほか、大根の漬け物とにんじん・しいたけの煮物は、青森県の魚と野菜のだしで作った塩分控えめのだし商品「できるだし」で味付けするこだわりも盛り込んだ。価格は1,300円。

JR東日本秋田支社が商品のPRを担当。五能線の旅ガイドブックをはじめ、秋田支社ウェブサイトやSNSなどを通して情報発信を行う。「リゾートしらかみ2号」で車内販売を行うほか、「リゾートしらかみ4号」でも事前予約により販売する。